NOT FOR SALE
選曲者コメント:
『1980年代前半にみなさんを誘う小柳帝による架空のラジオ番組〜「ミュージック・ネットワーク」と「ラジオ・ダダ」に捧ぐ〜』
『1980年代前半にみなさんを誘う小柳帝による架空のラジオ番組〜「ミュージック・ネットワーク」と「ラジオ・ダダ」に捧ぐ〜』
私が今のように家からほとんど出ない生活を送っていたのは、まだ福岡の実家にいた19〜20歳の頃、大学受験浪人をしていた頃かと思います。時代で言えば1980年代の前半、私は専らラジオで音楽の情報を摂取していたのですが、その時期のある一晩を選曲で表現してみました。夕方、FM大阪の桑原茂一さんの「ミュージック・ネットワーク」(オープニングは、ジャック・ニッチェの「シャルメーヌ」でした)からスタートし、後に自分も関わることになったFM福岡のフラット・フェイスによる「ラジオ・ダダ」を聴いて一日が終わるというイメージ。FM福岡の放送終了のクロージング曲は、岡崎広志とスターゲイザーズの「マナクーラの月」でした。その2曲(残念ながら、同じバージョンがSpotify上にありませんでしたので、別のアーティストによるものに差し替えています)の間に、当時その二つの番組でかかっていてもおかしくない、私がその頃好きだったニューウェーブ系の音楽を並べてみました。その時代を想像しながら、ラジオのような感覚で聴いてみてください。(小柳帝)